ご無沙汰しております。じょりー(jolie_32)です。2021年5月15日(土)この日から異変がはじまりました。朝から腰がなんとなく重だるい。イライラする。「しかし今日はバイト。行かなければ」と体調の悪い体にムチを打ち出勤しました。
17時からのバイト、昼間からつづく腰の痛みはジワリジワリと下半身ぜんたいに広がっていきました。まるで風邪をひいたときのような関節痛のよう。しだいに寒気もはじまり微熱っぽい。立っていられなくなり、カウンター裏で座らせてもらうことに。
帰宅後、熱を測ると37.8℃でした。足の爪先はむらさき色をしていた。「もしかして、コロナ・・?」とも思ったけれど3か月間生理が来ていないこともあり「もしかしたら月経前症候群(PMS)かも・・?」と思いました。
夜寝ていると大量の発汗により寝巻きを3回も変えることに。日中も運動もしていないのに体がほてって脇から大量の汗が噴き出しました。
生理が来ていないから更年期障害のような症状がでているのか・・はたまた、常日頃から甲状腺の高値を指摘されているから甲状腺が悪さしているのかな??などと思いを巡らせました。
どちらにしても、日曜は熱が下がらず関節痛もひどいためバイトを休むことにしました。「ギリギリの人数で回しているし当日に休むなんて非常識」と思っているので本当は休みたくはなかった。しかし、もしコロナだったら一緒に入ったバイトの子に悪いし・・と思いその旨を伝えて休ませてもらいました。
月曜日、熱は下がっていた。「あれ?コロナじゃないっぽいぞ。」と思った。ではやはり甲状腺かな?と思った。
わたしは中学生くらいから今現在に至るまで生理不順です。3か月どころではなく半年から1年近くこないときもあります。しかしながら、生理が来なければ来ないで楽だしいいかなくらいに思っていた節もありましたね。
生理不順でホルモンバランスの崩れているわたしは、突如ヒステリーを起こし激高したりする時がよくあります。もうこうなると家族の誰も手をつけられません。早く治してくれと夫に何度も懇願された。でないと離婚すると。家族からも「腫れ物」あつかい。
バイトといえど仕事をドタキャンするわけにはいかないですよね。また同じようなことがあれば信用問題になりかねませんから。
なので調べに行くことにしました。甲状腺外来で内分泌の先生に診てもらうには、まずは内科一般で血液検査のデータを取ってから異常があれば専門の先生に繋いでもらうという手順を踏まなければなりません。
朝から軽い頭痛があるのもがまんして、内科一般に並びました。病院での検査待ちから、診断結果を待つのは1日仕事で大変でした。
結果はコロナではなく、やはり「慢性甲状腺炎」という診断に。
この記事を読むことで、わたしと同じように慢性甲状腺炎という症状に苦しんでいる方やその家族に向けてわたし自身が経験している慢性甲状腺炎について情報をシェアします。あなたやあなたの家族の役にも立つかもしれません。じょうずに慢性甲状腺炎とつきあっていきたいものですね。
慢性甲状腺炎の症状は?
わたしと甲状腺のながい付き合い
はじめて指摘されたのは12歳のとき。しかし、この時も慢性甲状腺炎であるから様子見でかまわないということでした。
わたしのカラダに起こっている慢性甲状腺炎の症状を一挙ご覧ください。
慢性的な症状:頭痛・月経不順・全身がダルい・いつでも眠い・大量の寝汗・日中の発汗・ほてり・便秘・イライラする・寒がりであり暑がり。日中・夜間問わず真冬用のモコモコしたソックスをはいていても足の爪先はむらさき色をしている。
口癖はいつも「眠たい。疲れた。しんどい。」です。高齢者が「あっちが痛い。こっちも痛い。」とブツブツと体の不調を訴える不定愁訴(ふていしゅうそ)に似ています。聞かされる家族もたまったもんじゃないですね・・。
正直「なまけもの」だと家族からも思われているし、夜9時~朝6時くらい十分睡眠をとってもやはり日中すぐに眠気が襲ってきてしまいます。体の重だるい感じが抜けません。
日中に起きていられる時間はごく限られています。すぐに疲れてしまうものだから、こどもに膝にのせてほしいだとか抱っこをせがまれてもなかなか相手をしてあげることができません。
疲れやすいため、家族で出掛けるときも長時間になると疲れが蓄積し不機嫌になってしまいます。なので、ここ最近はわたしだけ家族での遠出は控えていますね。
夫も私の体力のなさに気付いてからは無理に外に連れ出そうとはしなくなってくれました。先日も夫と娘2人で仲良く釣りに出かけていました。
わたしだってほんとうはスッキリした気持ちで毎朝を迎えたい。しかし、そうはいきません。
慢性甲状腺炎では薬を飲めない?
TSH(甲状腺刺激ホルモン)基準値:0.35~4.94
わたしのTSH:7.4539 高
薬を飲み治療する値:TSHが10以上
わたしの場合TSHが7以上10未満なので、お薬での治療を行わずに経過観察となるようです。「こんなに体がしんどいのに、薬を飲めないなんて・・。」
しかしながら!薬の量に気をつけて処方しなければ、今の状態がますます悪化してしまうかもしれないとのことでした。やはり先生からはいままでのように経過観察がいちばんだという回答でした。
慢性甲状腺炎は遺伝する?
橋本病になりやすい体質は遺伝する。
これは当たっていると思います。なぜなら、わたしの母は出産を機に橋本病になり、現在も薬を飲みながら生活しています。
また、姉も出産を機に橋本病になり治療しています。伯母(母の姉)は、バセドウ病で手術しました。
こういった家族間の既往歴からみても、わたしの慢性甲状腺炎は遺伝性率が高そうです。
慢性甲状腺炎とながく付き合っていくためにできること
自律神経を整える
- 運動
- 食事
- 睡眠
結局は原点に立ち返るということでしょうか。しかしながら、コンビニ店員として早朝に寝るなどの生活習慣を改めない限りは、自律神経の乱れは一向に治る気配はないでしょう。
自律神経を整えるおススメの本
どうせ薬も飲めず、しんどい体をひきずりながら一生付き合っていかなければいけないのなら・・せめて体を整えようと思います。コチラの本「コミック」形式でとてもわかりやすい!
コチラの本、同じ先生が書いていておもしろそう!
慢性甲状腺炎の人が摂りすぎてはダメな食材
コンブ
意識してあまり食べないようにしています。たとえば海苔とか。朝ごはんでおにぎりを作るときに巻きたいんだけれど・・がまん。「コレを食べると悪化する」と思うようにしています。シソ昆布もおいしいんですよね~。ホカホカの白いご飯の上にのせて食べると・・。
ヨードを含む海藻類(とくにコンブ)は甲状腺ホルモンの合成を低下させる働きがあるようなので、とりすぎてしまうと機能低下になりやすいようです。
ポピドンヨード
お店で売っているものとしては「イソジンガーグル」です。喉がイガイガする時に、これでうがいをすると喉のイガイガが早く治るというやつです。この「ヨード」が慢性甲状腺炎にはよろしくないのだということで、コチラも喉が少々イガイガしてもがまんしてます。
慢性甲状腺炎だと働けない?
口癖はいつも「眠たい。疲れた。しんどい。」と3拍子そろっています。そして、どれだけ体がしんどくても薬は飲めない。慢性甲状腺炎での就業は正直「超キツイ」です。
しかし、人生100年時代。食うためには少しだけでも仕事に行かなければなりません。実際にわたしはアルバイトに行っています。(体はダルイですが・・)
慢性甲状腺炎にぴったりの仕事とは
ハッキリいうと体力仕事は向いていません。たとえば、たえず立ちっぱなしなど。足の冷えから全体的に不調が広がります。
他には、神経をすり減らすような仕事。たとえば看護師の仕事はわたしには向いていませんでした。自分自身の疲れからミスを連発してしまいます。つねに気が抜けないので家に帰ってから怒りがフツフツと沸き上がってきます。
おすすめ:自分のペースでイスなどに座りながら作業できる仕事。
たとえば在宅ワーク・事務作業とか。わたしの家の近所ではキュウリの剪定などをイスに座りながらできるところがあります。あまり人と関わらなくてもよい内職なども向いているかも。
慢性甲状腺炎の家族に寄り添うには
イライラしたりしんどい態度って家族に伝わるんですよね。イヤ~な雰囲気になるし、お母さんが暗い家ってイヤですよね。
とにかくしんどい。とにかくだるい。とにかく眠い。なんだかとにかく明るい安村みたいですけど。ほんととにかくダルイんです。家族には、このしんどい雰囲気が伝染しないようにしたい。
まずは話を聞いてほしいです。夫が持論を展開するより、ただ話をきいて「そうなんだ。苦しいんだね。」と相槌をうってくれるだけで理解してくれていると安心することができます。
元気そうに見える時もあるのに急に具合が悪くなったフリをしているのではないか。いわゆる「なまけもの」に見えてしまうんですよね。
こどもからは、お母さんいつも遊んでくれない。
夫からは「仕事の負担は全部オレ」みたいな。夫からも長らく産後ウツだと思われ精神科で薬をもらうようにともいわれていました。家族行事でも、ひとり不機嫌になってしまってほんと誰がこどもだかわからない状況にも。
しかし、本人は一応気にしています。家族に迷惑をかけてしまっていることにも心を痛めています。「なんでわたしってこうなんだろう・・?」朝は起きられない。体がしんどい。眠い。こんな口癖の自分が心底イヤなのです。そして、本当はこんな自分をやめたいと思っているのです。
生理がこないのはなぜ?
甲状腺の病気では、月経周期の異常の原因になることもあるらしいですが、わたしは慢性甲状腺炎であるから甲状腺ホルモンが原因で生理が来ないわけではないと医師に言われました。
なので、次は女性ホルモンを調べます。正常な生理周期は1か月おきですから、もしかしたら病気が隠れているかもわかりませんしね。
ではまた報告したいと思います。体には十分気をつけましょう。ほんと健康が1番です。医療費って高額ですしね・・。